国、都道府県、市町村等の官公庁が発注元である公共工事を受注するには、競争入札に参加します。
競争入札に参加するにあたり、誠実な業者であるかを見極めるため、入札参加資格審査を受けなくてはなりません。
この資格審査は、申請された書類に基づき、申請者の参加資格の適格性を審査するものですので、申請書は正確かつ適正に作成しなくてはなりません。

審査内容は（１）適格性の審査、（２）工事施工能力の審査、（３）客観的審査、（４）主観的審査です。

公共工事を受注するには、官公庁の有資格者名簿に登録されていなければなりません。
そのためには、各官公庁で競争入札参加資格申請をし、審査を受けます。
多くの官公庁に入札参加資格審査申請をすれば、それだけ受注の確率は高くなります。
なお、この審査は「建設業許可申請」、「経営事項審査申請（経審）」を終えていなければ申請することができません。